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オタクの備忘録

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~(埼玉/大阪)ライブレポ(3/3)

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~(埼玉/大阪)ライブレポ(3/3)です。

前記事からの続きなので、読まれていない方は是非前の記事からどうぞ。

plus-k.hatenablog.jp

 

目次

1.概要 / 2.物販 / 3.会場 / 4.楽曲 / 5.キャスト / 6.その他 / 7.総括

                                      

5.キャストAqoursメンバー)

伊波杏樹さん

 「3rdライブツアー、絶対にビックリさせてやるからな!」と彼女が言ったのは2ndライブツアー千秋楽。彼女の宣言通り、私はこの3rdライブツアーでその姿に度肝を抜かれましたし、なんならハートまで射抜かれた人も多いことでしょう。リーダーはこの人しかいないと改めて感じました。少し着地に失敗してしまった埼玉2日目の「私は有言実行できたでしょうか…?」という自信無さげな言葉もこれはこれで良き。「これもライブじゃないですか!」という、以前伊波さんが逢田さんを励ますために放った言葉をそのまま返したいですね。MIRACLE WAVEの完成を胸を張って誇って欲しいと思います。(物理的にも)

 

逢田梨香子さん

 グループの最年長の人となりでそのグループの空気は左右されると思っていて、μ'sの南條さんはカリスマ性と実力で引っ張(ってたまにそらまると一緒にふざけ)るタイプでしたが、Aqoursの最年長はキャラになりきった清楚なパフォーマンスもできますし道化もこなせます。そういった部分からAqoursのあの賑やかな雰囲気は生まれているのかなと思います。まあ個人的には逢田さんは悪態を付いているところが一番面白いんですが()逢田さんのMCはギルキスのファンミにも行きたいと思う大きなモチベーションの一つです。

 

諏訪ななかさん

 最近気づいたんですが諏訪ななかさんって可愛いですよね。自分の空気を持っているマイペースなところがクセになります。埼玉初日でハグの対象に伊波さんを選んだことは彼女なりのエールだったようで、後の伊波さんのMCで気付きましたがとても彼女に響いていたようですね。普段空気読めない(読まない)のに、こういうところで大胆に人の心を動かしてくる、諏訪ななか、そういうとこやぞ。(とても良い)

 

小宮有紗さん

 最近では完全に顔芸キャラになってるのは笑いましたね。「美人の変顔しょうもない説」という説がありますが、小宮さんの場合はあてはまらないようです。りこちゃんビームに白目むいた時に、逢田さんをはじめ他のメンバーが焦ってたのがかなりツボでした。ライブ中に赤いブレードを探して指さしてくれるっていうのは、ファン1人1人のことを見ようとしてくれていることの証ですよね。ドライなイメージを持たれがちな彼女ですが、とてもファンに対して真摯に向き合ってくれていて、今回のツアーでは一段と輝いて見えました。

 

斉藤朱夏さん

 ここまでに斉藤朱夏さんの話を各所に書いてしまったせいで、ここであえて書くことがあまり無い、なんてこともないですね。彼女の良さっていうのはやはり静止画では完全には伝わらなくて、キレのあるダンスと豊かな表情の変化、気付けば目で追っている謎の誘引力まで含め、ライブの空間でこそ発揮されると思います。あと、大阪2日目のヘソチラは最高でしたね。必死に隠そうとする伊波さんとの絡みは我々あんしゅか勢からすると至福の時間でした。僕くらいになると、生まれ変わったら斉藤朱夏さんになってオタクの心を惑わせたい、とまで思ってます。

 

小林愛香さん

 歌とダンスの両方がハイレベルで、今回は特にソロ曲のラスサビでのシャウトが圧巻でしたね。歌声のカッコよさはAqoursで随一だと思います。善子ボイスが割と地声に近いのでしょうか、ガチ歌唱なのにちゃんと善子に聴こえるのが一層良いですね。善子が基本的にいじられキャラなので、他のメンバーから結構雑に扱われることが多いのですが、意外なデレなどに対しては素が出て、照れながらくしゃっと笑うのが非常にかわいいですよね。

 

高槻かなこさん

 やはり印象的だったのは大阪2日目の最後のMCですね。大阪公演では喉が本調子でなく、高槻さんは歌唱パフォーマンスができませんでした。彼女にとって地元の凱旋公演であったのだからその悔しさは計り知れないでしょう。確かに、プロとしての体調管理という点で、彼女には反省すべき点はあるかもしれません。しかし、それはそれ、これはこれ。「絶対にまたこの大阪城ホールに来るから皆も来てね!一人も欠けちゃだめだからね!」とリベンジを誓う高槻さんには強い決意を感じました。だから彼女(あるいは彼女達)がその約束を果たす舞台を準備してくれるならば、私は是非行きたいと思います。

 

鈴木愛奈さん

 【定期】愛奈、泣く。って感じでしたね。4公演全部のミラウェで泣いていたような()しかし、人の気持ちに強く共感できて、自分以外の誰かのことで泣けるっていうのは、彼女の美点の一つだと思います。自分が喋る番なのに毎回伊波さんのバク転の話から始めてしまう、そんなところも好きです。そしてやはりAqoursの歌のお姉さんは伊達ではありませんでした。ランアクのギターソロ前の「次の場所はどこだろう」のロングトーンは愛奈さんですが、その手前に差し掛かると、トロッコに乗っている他のメンバーが、あっち見て、と愛奈さんを指さすんですよね。そういった部分でメンバーからの評価の高さも垣間見えて良かったです。あと、2ndライブツアーよりも痩せましたね???

 

降幡愛さん

 降幡さんは基本的に髪を下ろした方が可愛いと思っていますが、やはりAqoursとして立つときはルビィの髪型(ツーサイドアップ?)が似合っていますね。Atpではとても頼もしい一面も見え、本人も言われていますがルビィと一緒に歩みながら成長しているんだなと実感させてくれました。中の人の話をすると、しゅかふりの絡みがとても好きなんですが、キャラとしての絡みがあまり無くて、それだけにミラウェの衣装の話で曜ルビの絡みが毎度あって個人的には今回のツアーでの推しポイントの一つでしたね。

 

田野アサミさん

 謙虚な中にユーモアのあるMCがとても面白くて純粋にファンになりましたね。芝生組のアキレス腱を心配したりと、ワードセンスが良かったです。結構ぐいぐい来る感じのMCなのに嫌味を感じないのは、彼女の培ってきた話術と作り出す空気感の成せる技なのでしょうね。自由奔放に振る舞い、思いつきでアイデアを出してくる佐藤日向さんに対して、その個性を潰さずに上手く制御できる、理想的な姉のような存在だと思いました。おばあちゃん孝行も出来たようで良かったですね。

 

佐藤日向さん

 一言でいうと、怖いもの知らずかよ!という印象です()函館には行っていないのでそこは把握できていないのですが、4万人の注目を集める中での堂々たるパフォーマンス、そして「姉さま、私あれやりたい」と無邪気に提案するその物怖じしないメンタルの強さは類を見ないほどですね。歌唱に関しても高音の伸びと英語の発音の綺麗さが聴いていて気持ち良かったので、SaintSnowとしてのユニット曲も是非生で聴いてみたいです。

 

                                      

6.その他

 衣装の話ですが、ライブ後に私は某板でライブの感想スレを見ていました。そこには「数曲やって着替える、というパターンがずっと続いてテンポが悪かった」という意見がちらほらありました。確かに2ndのデイドリ→スリワンような熱い曲の連打を求める気持ちは分からないでも無いですが、今回は今回でアンコール後のランアクからの流れなどはとても熱かったですし、そもそも単曲でもぶっ飛んだ熱量の曲がいくつもありました。その熱さを生み出した一因として、アニメに準拠した衣装があったのは言うまでもないでしょう。

 衣装を軸として見てみても、みら僕→ミラウェ→各ソロ曲→恋アク→Atp→WBNW→青ジャン→ライブT(アンコール)という流れで、見ての通り、どれもストーリー上意味があって着ている衣装で省けるものは無いんですよね。唯一ストーリー上に乗っかっていないのが恋アクですが、ソロとAtpに挟まれているので間を繋ぐために必要でしょう。むしろ、私が見る限りはこれに加えてMY舞の衣装を求める声の方が強かったまでありますね。

 それと、幕間アニメですが、あれは新境地でしたね。サバンナでダイヤさんがマンモスに踏み潰されたりマリーが生贄になっていたりと、かなりチャレンジングでしたが、ライブのテンションの中ならば、2ndの比較的キャラが保たれているものよりも個人的には好みでしたね。幕間アニメではくっそ雑に扱われるルビィが一番好きです。

 

                                      

7.総括

 個人的には2ndライブツアーよりも更に満足度の高いものでした。今回のセットリストは1stの構成と同様で、アニメ2期をなぞったものでした。アニメ2期の余韻が残っているこのタイミングでしか出来ないライブで、少なくとも私はこの構成を求めていたので非常に良かったです。

 もっと沢山の曲を披露して欲しいという気持ちも分かりますが、その形態のライブはきっと今じゃなくても成立しますし、事実、年内に4thライブが開催されることになりましたね。セトリの自由度が高くて、楽曲中心のライブは4thで楽しめることでしょう。そういう意味でも、今回のライブツアーの構成はタイミングを逃さずに2期の集大成として纏め上げられていて高く評価しています。BDが早くも楽しみですね。

 それと、4thは東京ドーム公演になりましたね。東京ドームはラブライブ!にとって特別な場所で、μ'sのファイナルライブは今でも鮮明に思い出せます。これについては反発もあるようですが、そもそもAqoursの東京ドーム公演決定を祝うことと、μ'sをリスペクトすることは何も矛盾していません。ここであまり長く書くつもりもないので一言だけ言うと、東京ドームというのは作中でいうアキバドームなんですよね。つまりそういうこと!

 そしてユニット対抗のファンミも開催が決定しましたね。前回のファンミは全部通して1公演しか当たらないのがデフォっぽかったので、推しユニット以外の公演にどの程度申し込むかなど、既にチキンレースの様相を呈している気がします。 出来れば全ユニット1回と東京、沼津公演は行きたいのですがなかなか難しそうですよね。

  それと、昨日はAqoursのLAでのライブが開催されたそうで、Twitterではその話題で持ち切りでした。AqouRainbow企画成功おめでとうございます、お見事でした。ブレード企画について思うことなんかは別記事で書いてみたいですね。ということで3rdのライブレポでした。福岡公演、無事に開催されることを祈っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 何かしら写真を貼りたかったのですが、撮った写真は前記事までに貼りつくしていたので、西武線ラッピングの曜ちゃんでも貼っておきます。かわいい!以上!

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