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ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~(埼玉/大阪)ライブレポ(2/3)

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~(埼玉/大阪)ライブの感想(2/3)です。

前記事からの続きなので、読まれていない方は是非前の記事からどうぞ。

plus-k.hatenablog.jp

 

目次

1.概要 / 2.物販 / 3.会場 / 4.楽曲 / 5.キャスト / 6.その他 / 7.総括

 

4.楽曲(ソロ曲~ラスト) 

One More Sunshine Story

 この曲はラブライブ!でもこれまで無かったジャンルで、ミュージカル然としていてとても華やかな曲ですよね。ディズニーの白雪姫のような衣装が伊波さんにとても似合っていました。そして流石は舞台女優という感じで、ダンスに関しては細やかな動きにも余念がなく、その一挙手一投足から目が離せませんでした。「特別な輝きが欲しい!」と叫ぶ伊波さんの姿はまさに高海千歌そのもので、ミュージカルの主人公を見ているようで引き込まれました。

 

おやすみなさん!

 軽快なアコギの音色が印象的で朝ドラで流れてそうな曲ですよね。個人的に好きなポイントとしては、高槻さんが「妙な自分の表情で」のとこで顔をぐにゃぐにゃして変顔をするところで、とても楽しそうで和みます。大阪公演では喉の調子が悪く歌えなかったようですが、最後の「おやすみなさん」だけでも掠れながらも自分の声で言ってくれたのは良かったですね。

 

in this unstable world

 直訳で「この不安定な世界で」直訳でも何となくカッコいいですね。善子とヨハネの2面性を白と黒で表現していて、翼を生やした衣装や、映像含めた演出も凝っていて非常に良かったです。パフォーマンスの印象として、他のメンバーは可愛い!とか綺麗!が最初に来るんですが、小林愛香さんはエロい!が最初に来るときがありますね。


Pianoforte Monologue

 「想いよひとつになれ」の衣装で登場した逢田さんの歌声と、映像とマッチした振り付けで魅せられました。この曲は2番の後の、どこか儚さを感じさせつつも力強いピアノソロがとても素敵ですね。

 

Beginner’s Sailing

 滞空時間の長いジャンプで登場した斉藤朱夏さん。装飾がたくさん付いた衣装をたなびかせてステージを駆けまわりながら、全身で曜ちゃんの溌剌さを表現されていて片時も目が離せませんでした。相変わらずの無尽蔵のスタミナと安定した声量には毎度驚かされます。曜ちゃんらしい直球の応援歌で、聴いている自分たちのことを応援しているようで、千歌のことを歌っているようにも聴こえて二度おいしい曲ですね。(ようちか推し特有の幻聴)

 

RED GEM WINK

 スタンドを巡るトロッコ曲としてとても盛り上がりましたね。降幡さんからすると常に景色が変わり続けるからだと思いますが、がんばルビィを酷使していたのが個人的にはツボでした()埼玉公演では距離の問題でスタンド半分で曲が終わってしまい、一塁側がちょっと不遇な感じだったのはモヤっとでしたね。

 

WHITE FIRST LOVE

 頭まで覆うローブのような衣装を着て登場した小宮さん。間奏でその綺麗な黒髪とともに露わになったティアラが雪の中で映えていて、某雪の女王のような佇まいと相まってとても幻想的でした。「優しくされたい違うそうじゃない」のところの動きが好きで、こんなに情熱的に階段を降りる人は初めて見ました()どこを切り取っても絵になるのは流石のビジュアルと表現力といったところでしょう。会場の色は9割赤、1割白という感じでしたね。特に考えたことは無かったのですが、私は埼玉2日目に初めて衣装を見たとき、第一印象で白を振ろう、と思ったので白を振っています。

 

New winding road

 ソロ曲で元々一番好きでしたが、ライブでは圧巻の一言でした。過度な演出はせず、聴かせる曲だというスタンスを取ってくれてとても良かったと思います。僕もLVは行きますしライブBDも買うのですが、こればかりは現地で一度は聴くべき曲だと思います。やっぱアニソングランプリファイナリストって凄いですね(確信)


さかなかなんだか

 サックスの音色がおしゃれで、ジャズのような軽快なリズムが諏訪ななかさんの可愛い歌声に合っていましたね。バトントワリングも良かったですね。聞いた話ではリングがついていて勝手に回ってたとか聞きましたが、細かいことを気にしたら負けです() 


空も心も晴れるから

 アニメ準拠で9人バージョンでしたね。この曲とても好きですが、さすがに40000人に聞きましたクイズの後ではムードもへったくれも無いですね()クイズは面白かったので文句は無いのですが、ちょっとセトリ的に印象が薄くなりがちだったかなと思います。

 

SKY JOURNEY

 スクリーンとのシンクロで視覚的にも楽しめる曲ですが、2ndの時の9分割スクリーンの方がカッコよかったですね()クール系の曲としては「君の瞳を巡る冒険」の方が個人的には推せますね。

 

待ってて愛のうた

 この曲はイントロがまず素敵すぎますよね。イントロが流れた瞬間に「ああああああ!!!!」って叫び出す限界オタクが多すぎます、いやわかるけれども。トロッコ曲でもあったので、2日目には運良く推しの斉藤朱夏さんがすぐ目の前でサビのパフォーマンスをしてくれて釘付けでしたね。大阪会場では一番印象に残る曲になりました。


恋になりたいAQUARIUM 

 この曲はシングル曲ですが、結構トリッキーな曲調で言うほどキャッチーではない気がするんですよね。実際、最初聴いたときはそうでもなかったんですけど、ライブで聴くとコールが楽しくて聴けば聴くほど好きになりましたね。ラスサビの「A」フォーメーションも好きです。ちなみに青→オレンジはやりますが紫はやらない派です。


Awaken the power

 今回のライブツアーではMIRACLE WAVEと並んでとにかくブチ上がる曲ですね。理亞ちゃんには悪いけれども、サビ前は理亞パートに被せるとサビの入りが凄く気持ちいいです。「函館でやると思ったでしょー!」というアサミさんの煽りは、それ言うんだ感はありましたが、あんな朗らかに言われたら何も言えないですね。
 初披露の時、佐藤日向さんの歌い出しで少しテンポが後ろ気味だったのを降幡さんがその後のソロで自然に補正していて、先輩としての降幡さんが凄く頼もしく見えました。その後は公演を重ねるごとに日向さんも完成度を上げていき、大阪公演では完璧に歌いこなしていた印象でした。埼玉2日目はスタンド最上段だったので、最後の星型のフォーメーションが綺麗に見えて良かったです。

WATER BLUE NEW WORLD

 この曲はとにかく衣装が楽しみでしたね。白鳥の湖をモチーフにした衣装で、特に曜、善子、果南のオディール組が髪型のアレンジも相まって非常に好みでしたね。終始見とれていました。青い羽根が舞う演出も最高で、会場の皆が見たい景色を分かっている演出だなぁと思いました。

 

青空Jumping Heart

 この曲は、流れるまでに全てが詰まっていました。ラブライブ!決勝でWBNWを披露して優勝したAqours。楽屋に戻りはしたものの止まないアンコール。青ジャンの衣装に着替えつつ、これまでの道のりを語り合うメンバー。決してキャラの表情は映さずに会話が進んでいき、見ているこちらの気持ちを昂らせながら、最後の「ありがとう、千歌」で解放するようにバシッと千歌の顔が映る演出には心を揺さぶられました。エモいってこういう時に使うんだなと思いましたね。

 「会場の皆さんはいかがですかー?」という司会のあおりが公演の会場をラブライブ!の決勝の舞台に仕立て上げていて凄く盛り上がりました。ラブライブ!のライブと言えばアニメの流れを追体験できる印象ですが、今回はまさかアニメで語られていない部分をライブで補完し、さらにその補完した場面に自分たちが登場している、そんな感覚を覚えるような構成になっていました。

 アニメシリーズの中で完成させろよ、という意見も最もだと思いますが、今回の演出に心を動かされカタルシスを得てしまった以上、私はこのやり方を支持します。何回もやられると興ざめかもしれませんが、たまにはこういう作品もあっていいと思います。

 

Landing action Yeah!!

 アンコール1曲目、楽曲単体で見ると一番好きな曲です。ソロも良し、ライブでも盛り上がる、最高ですね!イントロのギュイーンでテンションが上がる体になってしまいました。このツアーではトロッコ曲ということで、大阪会場では目の前でメンバーのパフォーマンスを見ることができました。「目の前で君を見ていたい」ってこういうこと。福岡では「ホップ・ステップ・ワーイ!」になる予感がしますね。ランアクはこれから聴ける機会は減るでしょうが、ふとしたタイミングでやってほしいですね。

 

勇気はどこに?君の胸に!

 アンコール2曲目、この曲もランアクに続いて皆で歌いました。Twitterでも何回も語られていますが、埼玉1日目の初披露時に会場が一体となって合唱していたところ、落ちサビの千歌ソロが始まるタイミングで会場の皆がピタッと合唱を止めて、8人側に回ってソロを引き立てた瞬間には鳥肌が立ちましたね。Aqoursファンは色々言われていますが、なんやかんやで皆いい感性をしていると思いましたね。この自然発生の瞬間に立ち会えたのは埼玉1日目に参加した人のアドバンテージの一つだと思います。

 ライブ前と後で評価の上がり幅が一番大きかったのがこの曲ですね。最後の「何度だって」のところでAqoursの9人と一緒にジャンプするのが最高です。

 
WONDERFUL STORIES

 今回のツアーのテーマ曲であり、大トリ曲。この曲は全員じゃなくて9人でも良かったんじゃないかと思ってます。この曲のフィナーレ感は心地良いですね。銀テープが発射された瞬間、赤黄緑でこれはリボンの色だ!と瞬時に分かりましたね。1年生のテープしか取れませんでしたが、2年生のテープと交換してくれた前の席の兄ちゃんありがとう。折角なので推しの斉藤朱夏さんのメッセージの部分をピックアップしてキーホルダーにしました。これ考えた人天才。

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楽曲についてはこんなところですね。その3に続きます。

 

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