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オタクの備忘録

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 2ndスタァライブ「Starry Desert」感想

こんばんは、ぷらけーです。

2018年12月22日(土)に少女☆歌劇 レヴュースタァライト 2ndスタァライブ「Starry Desert」に行ってきましたので、その感想記事です。

概要

 スタァライト九九組として2回目の単独ライブとなった今回のライブは、TVアニメが終わってからの初の単独ライブでした。10月に行われた「#2 Transition」は劇場で行われる舞台がメインのプログラム(基本的に着席)でしたが、今回の「Starry Desert」はいわゆるライブです。いわゆるライブなのですが、蓋を開けてみるとなんと通常の楽曲に加え、アニメのレヴュー曲を実際のレヴューを演じながら全曲披露するというとても豪華なセトリで、非常に満足度の高いライブでした。

会場・物販

 会場はパシフィコ横浜。声優イベントでは聖地の一つと言ってもよい会場ですね。関東に4年もいるのに恥ずかしながらパシフィコ現地のライブイベントへ参加するのは初めてでした。(ヴァイスシュヴァルツのイベントで隣の展示ホールなどには行ったことはありましたが)

 物販ではペンライト、Tシャツ、タオル、パンフレットを買いました。缶バッジはひかまひが向き合うことが無い運命になっていて、これはこれでアリかみたいな業の深い話を連番の友人としていました。ペンライトはスタァライトブレードとか言ったりはしないんですかね。サンシャインブレードと対になるみたいなのは無いですか。

 席はというと昼は「1階 16列」だったのですが、実際には前の9列分がステージを広げるために機材で潰されていて7列目だったので非常に運が良かったですね。夜は「3階 7列」で、ほーん、と思っていたのですが、7列というのはあくまで座標の話で、左右の席が前方にせり出しているため、中央付近の私の席は3階席最前列となっていました、立つとディスカバリー!のサビあたりで落下しかねないと思ったので基本座っていました。昼と夜でタイプの違う席が当たっていて見える景色もだいぶ違ったので、とても楽しめましたね。

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オープニングアクト

 オープニングアクトはスタリラ発のシークフェルト音楽学院のメンバーでした。「プラチナ・フォルテ」は初めて聴いた時からとても好きな曲だったのでこういう形で聴くことができたのはラッキーでした。「ディスカバリー!」もシークフェルトVerで新鮮でしたね。シークフェルトのメンバーは舞台経験者が何人か選ばれていて、今後、舞台などにも出演されるのではないかと期待しています。

第一幕

星のダイアローグ

 幕が開いてこの曲のイントロが流れてくると始まる感じがますね。最後のMCで相羽さんが言われていましたが、「あの頃には戻れない」からの一節は言葉としても非常に綺麗ですし、特に今の九九組を表現しているようで特に印象的ですよね。(ラーメンの画像と一緒に雑に貼り付けていいものではない)

よろしく九九組

 この曲は聴けば聴くほど好きになりますね。サビの振り付けがかなりのハイテンポなのでキレキレのダンスは見てて気持ちが良かったですね。全員好きですが、ひかりパートが特に好きです。

舞台プレパレイション

 この曲は1番で俳優育成科、2番で舞台創造科のことを歌っていて、アンサンブルのメンバーと一緒にパフォーマンスされていました。ポンキッキーズにキーズラインダンスってあったじゃないですか。別にこの曲はラインダンスではないんですが、椅子とか舞台の小道具とかを持ってダンスしてて、これを思い出して視覚的にも楽しかったですね。それと、三森すずこさんと岩田陽葵さんが二人でハートを作っていたことを私は見逃していません。以上、よろしくお願いします。

恋は太陽 ~CIRCUS!~

 BD3巻曲でまだ試聴すら解禁されていない初披露の曲でした。サビのキャッチ―なダンスがとても気に入っているので、曲を聴いた後にまた見てみたいのですが、次の披露はいつ来そうですかね…。

My friend~Arrie~

 BD1巻曲なので、おそらく会場にいた人の多くがCDを持っていたことでしょう。実はあまり聴き込んでいなかったのですが、優しい曲調に相羽さんの力強い歌唱が映えていてじっくり聴くことができて良かったですね。

You are a ghost, I am a ghost ~劇場のゴースト~

 BD2巻曲です。不気味な洋館をイメージさせる曲調ですよね。ストーリー性のある楽曲で、三森さんと富田さんと小泉さんという九九組の中でも歌唱力上位勢がメインということも相まってサンホラ感がありましたね。ラストの三森さんの意味深な笑みが頭から離れません。

Fly Me to the Star

 三森さんがとても好きな曲とのことでセンターでしたね、なお歌唱パートは一番少なかった模様。この曲はやはり2人でハモってこそだなぁと思いましたね。アニメでは見ることが出来なかったかれまひ2人での歌唱がアニメーション込みで披露されるなど、組み合わせとそのハーモニーを楽しめる曲として完成されていましたね。

ロマンティッククルージン

 この曲は踊りたくなるリズムと可愛い振付けが良いですよね。スモーク焚きすぎてキャストの姿が見えなくなるハプニングがありましたが、曲中に「多くない?」とキャスト達がツッコんだり、ターンでスモークを払おうとしたりわちゃわちゃしていて凄く笑いました。

ディスカバリー

 いつもスタリラで聴いてるので実家のような安心感がありますよね、コールを入れて盛り上がれる楽しい曲です。

第二幕

 「これより、このホールは劇場となります、是非座ってご鑑賞ください。」という小山さんのアナウンス。じっくり見たかったので正直助かりましたね。

世界を灰にするまで

 まさか再生産バンクが入るとは、めちゃくちゃ上がりました。アニメでは華恋の口上が終わるタイミングで、主旋律がピアノになってメロディが変わり、スポットライトが道を作りますが、あれがまさにライブで再現されていて、あ、今俺やべーもん見てるんだな、と自覚しました。純那が放つ矢を光の軌道で表現していたのも素晴らしかったです。

The Star Knows

 純那としてはレヴュー2連敗となるのでこう見るとなかなか辛いものはありますが、佐藤日向さんの歌唱力は流石に圧巻でしたね。この曲でも「掴んでみせます、自分星!」でライトで星型が作られるなど、忠実に再現されているので、円盤が発売されたらここにも注目したいですね。

誇りと驕り

 真矢が華恋を圧倒する第3話のレヴュー曲ですが、やはり「私は独りでもスタァだ!」から華恋が持つ剣を高く弾き飛ばす場面が、画としてとても美しかったですね。「ポジションゼロ、This is 天堂真矢」シビれましたね。

恋の魔球

 はい推し曲。スズダルキャットや飛び出し坊やのパネルなども出てきて、前のシリアスな3曲と雰囲気が打って変わってとても賑やかなレヴューでした。間奏ではまひると華恋のバッティング対決ということで、ゴムボール?をプラスチックのバットで客席に向かって打ち合うという場面もありました。特に昼の部では三塁線にライナーを打ってくれたらキャッチできる位置にいたのですが、球数も多くなかったので飛んできませんでしたね。夜の部では3階席の最前列だったので、無理だと分かりつつも「ここまで~!!」と叫んでいました。それと、ラスサビ前の間奏での掛け合いが大好きなんですよね。あれが再現されていてうるっときました。岩田陽葵さんのバトンもお見事でした。

花咲か唄

 ラスサビ前の間奏ではアニメのレヴュー同様、2人の影しか見えなくなるくらいの真っ赤な照明に包まれる演出がナイスでした。花咲か唄の一押しポイントと言えば「花咲かせ」からのハモりですが、生田さんも見せ場であることを意識されていたのか、とても力強く歌唱されていたのが印象的でした。歌唱部分と被っていたので自刃のくだりはできませんでしたが、最後の背中合わせのとこは見たい画だったので、非常に良かったですね。

RE:CREATE

 この曲はCD音源時点でも非常に好きだったのですが、生で聴いて三森さんの歌唱力、表現力に釘付けになりました。最高です。ななが最初は刀を一本しか使わず、途中から二刀流になったり、ひかりの武器も二幕から花開いたりとポイントポイントにも配慮があって素晴らしかったですね。(流石にワイヤーアクションは無理ですね)

星々の絆

 曲は華恋パートが好きなのですが、レヴュー中のななの台詞「大嫌いよ、スタァライトなんてーー!」は非常に好きですね。この曲でホールの天井にスタァライトのマークが浮かび上がっていたのがとても印象的でした。

-Star Divine- フィナーレ

 真矢クロが互いの手をつかんでスイッチしながら攻撃をするシーンはアニメでとても好きだったので、このシーンが曲中に再現されていて興奮しましたね。さらに間奏部分の「わかる、わかるわ…」から始まる濃度の高すぎる絡みはヤバかったですね、真矢クロ好きは死んだのではないでしょうか。

舞台少女心得 幕間

 客席通路に登場した小山百代さんと、佐藤日向さん。アニメ同様にひかりを助けに向かう華恋を見送る構図が再現されていました。逆サイドには岩田陽葵さんも登場しました。自分の席がなんと丁度その通路横だったので、小山百代さんと岩田陽葵さんが真横を通られました。アドでしかありませんでした、美しかったです。

スタァライト

 東京タワーが飛び出してこねぇかな~と思っていたら、舞台の上段ステージが実は東京タワー(赤い格子状)の足場になっていることに気付きました。夜公演で確認したら最初からでした。この曲が始まるまでそこに意識を向ける暇もなかったのですが、気付けて良かったです。ただ、3階席から見たらちょっと分かり辛かったので、赤いライトで照らすとかした方が良かったかなと思いました。
 この曲は前半の三森さんの歌唱パートと、後半の小山さんの歌唱パート、両方とも本当に大好きなので聴けて嬉しかったです。2人がターンをしながら新章の舞台に登場するシーンや、愛の告白にも聞こえる掛け合いも再現されていてジーンと来ましたね。このあと星のダイアローグが流れ出すのも完璧すぎました。

アンコール

願いは光になって

 ここでこの曲持ってくるの反則ですよね、さっきまで戦っていた面々が一緒にこれを歌うのは泣いてしまいます。各ソロの歌詞が大好きですね、特に2番の真矢とクロディーヌ。やはり安心と信頼の中村彼方先生ですね。

約束タワー

 曲名の強さに負けない素敵な曲ですよね。どこか懐かしさがあって、純粋に曲としても非常に好みの曲です。イントロから凄く「冬曲」感があるのですが、これはどこから来るものなのでしょうか。音楽に詳しい人に聞きたいです。
 「二度と来ない時を~」のとこでまひるボーカルにひかりコーラスが入っているのが一押しポイントです。ひかまひ要素。ライブでは星が付いたステッキを持って「約束タワーで待ってて」のフレーズで皆が振り返って後ろのタワーにステッキを向ける振り付けが記憶に残っていますね。1/9(水)発売です。


約束タワーTVアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」5thシングルCD「約束タワー」クロスフェード試聴

スタァライトシアター

 フィナーレを飾るのはこの曲でした。振りコピがめちゃくちゃ楽しいです。落ちサビで「さぁどうぞ!」がゆっくりになるとこは銀テを発射するためにあると言っても良いですよね、クラッカーの破裂音と共に銀テが発射されたあの瞬間のカタルシスは麻薬的ですね、一度経験するべき。

まとめ

 非常に贅沢な時間でした。舞台も良かったですが、スタァライトは楽曲中心のライブもめちゃくちゃ楽しいですね。アニメのレヴュー曲は実際期待してはいましたが、レヴュー曲をすべてアクション込みでの披露とは思っていなかったので度肝を抜かれました。中でも華恋役の小山百代さんはレヴュー曲10曲中8曲登場と八面六臂の活躍をしていて、どれほどの練習をこなしてこのステージに臨まれたのか想像だにつきません。お疲れ様でした。

 ディレイビューイングを見てください、と言いたいのはやまやまなのですが、もう埋まってると思いますので、アニメが好きだった人にはこの公演のBDをオススメしたいです。私もBDの発売が待ち遠しいです。ということで、神イベでした。スタァライトはいいぞ。

それではまた。

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